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肺炎対策に口腔健康管理?

2024年9月10日

まだまだ暑さが続きますが、朝晩は少し涼しくなり、体調管理に気を配りたい時期ですね。今回は、歯ブラシの選び方に関する基本的な情報をお届けします。

1. 歯みがきの頻度

10代から60代の方々の多くは、1日に2回以上、1回あたり1~3分程度でブラッシングしているようです。理想的には、起床後や食事の後、就寝前などに磨くことが推奨されますが、たとえ1日1回でも、時間をかけて丁寧に磨くことが効果的です。

2. ブラッシング時間の目安

どれくらいの時間をかけるべきかというと、歯が揃っている場合、1本あたり約20秒、全体で最低でも10分が目安となります。歯が少ない方は、その本数に応じてブラッシング時間を調整しましょう。

3. 歯ブラシ選びのポイント

ただし、いくら時間をかけても、歯ブラシが適切に歯に当たっていないと意味がありません。そこで重要になるのが歯ブラシ選びです。歯ブラシを選ぶ際のポイントとして、次の5つを参考にしてください。


  1. ナイロン毛のもの

  2. 植毛が密なもの(目安として3列)

  3. 毛の硬さは「普通」または「やわらかめ」

  4. 小回りがきく小さめのヘッド

  5. ストレートな柄

4. 正しい歯みがきのコツ

これらの条件を満たす歯ブラシを使い、次のポイントを押さえてブラッシングを行いましょう。


  1. 歯と歯肉の境目に歯ブラシを45度の角度で当て、毛先が歯周ポケットに入ることを意識する。

  2. 軽い力で細かく動かす。

  3. 各部分につき20回程度のストロークを行う

5. まとめ

これらの基本を守ることで、しっかりと歯を磨くことができます。歯は一生ものです。歯周病やむし歯で歯を失わないように、正しい歯ブラシ選びとブラッシング方法を心がけ、長くご自身の歯で食事や会話を楽しんでください。

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